柿渋の加齢臭に対しての効果
柿渋とは古くから日本ではその消臭効果と殺菌力の強さから珍重されてきたもので、柿の葉ずしなどはまさに柿渋の効果を利用した伝統食品だと言えます。
柿渋が加齢臭に効果があるとされているのは、柿渋に含まれている柿タンニンと言う成分があるからです。
タンニンとは植物に含有されている成分であり、いわゆる渋みの成分となります。
タンニンの効果としては、消臭効果の他にも殺菌効果、抗酸化作用などに優れていることがあり、多くの植物に含まれています。
日本人の身近なところで言いますと、緑茶の渋みもまたこのタンニンによるものですが、実は柿渋に含まれているタンニンは含有量が多く、緑茶の73倍もの量が含有されています。柿渋はタンニンが豊富なので、女性の加齢臭にも効果的なので、男女両方とも加齢臭に効果的です。
柿渋に含まれている柿タンニンには、臭いを元から断ってくれるという効果があり、なんと柿渋を使った石けんを利用することで、臭いの原因物質を96％ほど減らせると言う結果が出ています。
柿渋の含有していない石けんの場合ですと、加齢臭の元になる原因物質は30％程度しか減少させることが出来なかったと言うのですから、いかに柿渋の効果があるか解ると言う物です。